ファスティング、つまりプチ断食で短期集中ダイエットを試みる人が増えています。しかし正しい方法で実践できている人はそう多くはないようで、ダイエット後のリバウンドに苦しむ人も多いようです。そこでファスティングの正しい方法について今一度見直してみましょう。
ファスティングの方法
そもそもプチ断食とは2、3日間を水も食事も全く食べないわけではありません。自分では気付いていなくても生きている限りは臓器などを動かすための最低限のエネルギーが必要になります。それくらいのエネルギーは何らかの栄養素で摂取する必要があるのです。
今多いのが酵素ドリンクで必要最低限なカロリーは摂取する酵素ドリンクダイエットです。商品を購入すると詳しいダイエット方法などの解説本などが付いてくるので、それに従ってやればだいたいは痩せられます。ただ、注意したいのがファスティングの期間を勝手に延長したり、準備期間や戻す期間の省略です。いくら痩せたいからと期間を延ばすと体に悪いですし、明日から始めたいからと準備なしで始めては身体がびっくりして調子を崩す恐れがあります。それにプチ断食が終わったといって、いきなり好きなものを食べてしまってはリバウンドしてしまうのです。
ファスティング、つまり断食期間は2、3日と短いですが、準備と戻しの期間もそれぞれ断食と同日数が必要なので、1週間ほどかかると思って望むべきなのです。土日でプチ断食したいなら木曜日から徐々に食事を減らして金曜の夜にはお粥で済ませ、土曜日にプチ断食に入ります。
そして終わった月曜の朝、まずはゆるいお粥から始めて徐々に固形食に戻すのです。これが正しいファスティング方法なのです。週末だけでマイナス2kgなどの宣伝文句があるかもしれませんが、準備なども含めると1週間ほどはかかるわけなのです。それでも通常の食事制限プラス運動のダイエットに比べれば効果がすぐに現れるので、モチベーションを高く持ち続けることが可能なやりがいのあるダイエット法と言えるでしょう。