意外と知らないファスティングの回復食の重要性

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週末を利用してファスティングダイエットにチャレンジしたい人も多いでしょう。2日間の断食で消化器官を休め、しかも必要最低限のカロリーに抑えることで脂肪を効率よく燃焼できるのです。

ファスティングはその効果や酵素ドリンクを飲む点など、やり方にばかり注目が行きますが、実はファスティング後に通常の食事にもどず前の「回復食」が非常に重要なのです。

ファスティングの回復食

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そんなファスティング、2日間の断食が終わってこれ見よがしに好きなものを好きなだけ食べてしまう方がおられますが、これは全く意味がないどころか逆効果になるので要注意です。というのは断食によって胃腸の働きが休んでいる状態のところにいきなり固形物が入ってきては、消化不良を起こして必要な栄養素をきちんと吸収できない可能性があります。また、いきなり血糖値が上がると食欲を理性で抑えられなくなってしまいますし、効率よく脂肪を蓄積してしまうこととなるのです。

そのために重要なのが断食後の回復食です。土日の2日間断食するならそれど同日数の2日間はこの回復食で徐々に胃腸の機能を元に戻す必要があるのです。回復食というとなんだかカロリー計算とかレシピとか大変そうですが、要するに胃腸に優しい食事を摂ればいいわけです。風邪をひいた時に食べるような消化しやすいメニューが基本です。

理想は重湯から徐々に三分粥、五分粥、七分粥、全粥とレベルアップしていく方法です。断食終了して好きなものを食べたいという気持ちはわかりますが、それでは胃腸に悪いですし、上で説明したようにリバウンドもしやすくなってしまうので、徐々に慣らすことが大切です。経験のない方は「重湯なんて何がおいしいのか」と思われるかもしれませんが、断食後最初に食べる重湯は人生で一番おいしいものと感じるでしょう。ですから、正しい回復食を取ることで味覚にも体にも嬉しいファスティングの締めくくりにすることが可能なのです。2日間という短期間でも固形物を口にできなかったわけですから、それが明けてはじめて口にするのものはこの上なく美味しく感じるものです。

ちなみに、いくら回復食が体にいいからといって食べ過ぎはNGです。たくさん食べるとやはり消化不良を起こす可能性があります。ファスティングで胃も小さくなっているのでお腹いっぱいではなく多くても腹8分目でやめておきましょう。

ファスティングの回復食は重湯以外にも、基本を押さえたものならさまざまなレシピがありますので、本格的にファスティングを行いたい人はファスティングをきっちり学ぶことをおすすめします。

 

ファスティングには回復食が重要だということをお分かりいただけたでしょうか?

ファスティングを行う際は、ぜひ気をつけて実践してみてください。

ファスティングのことを詳しく知るなら、資格取得がおすすめです

ファスティング資格
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